最近の相談で多いのは、上記のような相談です。
自分が死んで相続になったらどうなるかという相続の相談が以前は主流でした。しかし、最近は、自分が想いを込めて残してきた財産を生前から信頼できる人に託して、安全に活用してほしい若しくは守ってほしいという希望が強くなっていると感じます。それだけ長寿社会になってきたことと、もし自分に判断能力がなくなってきたらという事態を心配されているからかと思います。
家族信託という新しい仕組みが注目されています。まさに、自分の財産を託す相手（親族等）との契約です。有用な制度ですが、既存の遺言や後見制度といったものとどのよな関係にあるか、既存の制度で足りないか、または何もする必要ないかを検証して取り掛かる必要があります。
かけるべき費用は思い切ってかけた方がいいと思いますが、必要のないサービスを受けることは不要です。